今回ご紹介するのは、Curve Editorというプラグインです。
これは、AviUtl上でオブジェクトを動かすときに、専用UIで簡単に動きを指定することのできるプラグインです。
いわゆるイージングが簡単にできるプラグインですね。今回はこちらの使い方を詳しく紹介していきます。
Curve Editorの導入方法
インストール
まずは、mimaraka様のGitHubからCurve Editorをダウンロードしましょう。
ダウンロードできたら、まずはZIPファイルを解凍しましょう。
使用するのは、@Curve Editor.tra
とcurve_editor.auf
です。
@Curve Editor.tra
は「aviutl.exe」と同じ場所にある「script」フォルダの直下に入れます。
curve_editor.auf
は、「plugins」フォルダに入れてください。
専用ウィンドウを開く
まずは、再生ウィンドウ上の「表示」タブから、「Curve Editorの表示」をクリックします。
すると、以下のようなウィンドウが表示されます。
Curve Editorの使い方
移動方法
まずは、オブジェクトの移動方法を「Value@Curve Editor」か「ID@Curve Editor」に指定します。
このValueとIDの違いは、後ほどご紹介します。
Valueモード
値の設定
専用ウィンドウの「Value」ボタンをクリックすると、Valueモードになります。
ここでは、移動曲線を1~10桁の整数で表すことができます。
移動フレーム間隔の指定
のマークをクリックすると、クリップボードに曲線の数値をコピーすることができます。
そして、移動方法の指定画面から「移動フレーム間隔」にペーストします。
すると、指定した移動曲線通りにオブジェクトが動いてくれます。
ちなみにですが のボタンをクリックすると、専用ウィンドウ上のグラフを初期化することができます。
また、 のボタンで、数値からグラフを読み込むことができます。
IDモード
グラフの作成
IDモードでは、0~1023までのグラフIDを使用して、最大1024種類の曲線をプロジェクトに保存しておくことができます。
Valueモードとは異なり、中間点を追加することができます。つまり、4次以上のベジエ曲線を使用することができます。
グラフ上の何もない点をダブルクリックすると、中間点を追加することができます。
中間点をもう一度ダブルクリックすると、中間点を削除することができます。
移動フレーム間隔の指定
移動フレーム間隔を、専用ウィンドウ上で指定したIDに設定します。
すると、そのIDの曲線の動きをさせることができます。
さいごに
いかがでしたでしょうか。
イージングは、モーショングラフィックスを魅力的に表現するための重要な要素ですので、ぜひこのプラグインで効率化してみてください!