x264GuiExとは?
x264GuiExは、「x264」というエンコードソフトをAviUtlから使えるようにしたプラグインです。
なにができるの
x264GuiExを使用すると、高画質・低容量の動画を難しい知識なしでかんたんに出力することができます(細かい設定も可能)。
例えば、1280×720 60fps 60秒の動画をAVI無圧縮(AviUtlに標準で搭載)とx264GuiEx(YouTubeプリセット使用)で比較すると
方法 | AVI無圧縮 | x264GuiEx YouTubeプリセット |
形式 | AVI | MP4 |
時間 | 約 1 分 | 約 10 秒 |
容量 | 約 9.3 GB | 約 200 KB |
エンコード時間は6倍以上、容量に関しては4万倍以上の差をつけて、エンコードが完了しました。
x264GuiExの導入方法
x264GuiExの導入に必要なもの
・拡張編集Pluginが導入されたAviUtl
・ZIP解凍ソフト
ダウンロード
まずは、x264GuiExの配布ページにアクセスし、最新のプラグインを入手します。
インストール
ダウンロードしたら、ZIPファイルを解凍します。
中にたくさんのファイルが含まれているので、「auo_setup.exe」を起動します。
「AviUtlのフォルダ」とあるので右の「…」から、「aviutl.exe」が含まれるフォルダを選択します。
「次へ」を押します。
「x264guiEx.auoのインストールが完了しました。」と表示されたら「終了」をクリックします。
これでx264GuiExのインストールは完了です。
実際に使ってみる
実際にエンコードしてみます。「ファイル」→「プラグイン出力」→「拡張x264 出力(GUI) Ex」をクリックします。(クリックできない場合は、新しくプロジェクトを作りましょう)
すると、出力画面が表示されるので、下の「ビデオ圧縮」をクリックします。
x264GuiExの設定画面が開きます。
タブの「プロファイル」からお好みの設定を選んでください。
選択したら「OK」を押し、ファイル名を決めて「保存」します。これでエンコードが始まりますので、しばらく待ちましょう。
完了すると、このような画面になります。
mp4ファイルが指定した場所に生成されているので、動画サイトに投稿するなりしましょう。
さいごに
これでエンコードが簡単にできるようになりました。
当サイトでは入出力プラグインの解説も行っていますので、よければご覧ください。